腰からお尻、太ももの後ろにでる重だるさと腰痛 男性 30代 宝塚市

腰からお尻、太ももの後ろにかけて出てくる重だるさと痛みに困っていた、男性患者様の事例を紹介します。
 
お仕事は営業。資料が入った重いカバンを持ち運んだり、車を長時間運転する機会が多いそうです。
 
趣味はサーフィン。大会に向けて仕事後にランニングで足腰を鍛えています。
 
疲れが溜まってくると、右の腰からお尻、太ももの後ろにかけてじわじわと重だるさと痛みが生じてくるとのことでした。
 

検査してみると

検査してみると、骨盤と右脚の大腿骨(太ももの骨)をつなぐ大腿二頭筋(太ももの裏の筋肉)と大殿筋(お尻の筋肉)が硬くなっており、骨盤を後ろに引っ張り傾かせていました。
 
筋肉が硬い=縮んでいるため、右の脚の長さは左に比べて1.5㎝ほど短くなり、そのことがカラダ全体の重心を右に偏らせ、肩を右下がりにしていました。
 
上半身の重みを下半身がアンバランスに支える状態になっていたため、右側の大腰筋(骨盤の上にある筋肉)に大きな負荷がかかり続け、重だるさや痛みを引き起こしていたと推測されます。
 

施術

まずは滞った血液循環をスムーズにする施術を行い、腰部と臀部に溜まった疲労物質(乳酸)の排除を促しました。
 
その後、後傾した骨盤を理想的な位置にもどし両脚の長さを揃えるため、お尻から太ももにかけての筋バランスを念入りに調整していきました。
 
3ヶ月後に迫っていたサーフィン大会にベストな状態で臨めるよう、一週間に1回、計10回かけて一連の施術を行い、全身の筋バランスを理想の状態に整えていきました。
 

結果

この方の場合、筋肉の硬直がひどく、5回目まではほとんど変化が見られませんでした。ですが6回目以降に一気に変わり始め、施術すればするほど筋肉がほぐれカラダが整っていきました。
 
重心も安定し、8回目頃には重だるさや痛みが出ることもなくなっていました。
 

最後に

1回、2回の施術ですぐに変化が出始める方もいれば、しばらくは変化の出ない方もいます。
 
後者の場合、どうしても不安になったりへこたれそうになったりしがちですが、今回のこの方のように、諦めず根気よくケアに取り組んでいただくことで、カラダは確実に変わっていきます。


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