病院での検査で異常がなかった腰痛 20代男性

重い物を運んだ後に痛みがでてしまった男性患者様の事例を紹介します。
 
お仕事は立ち仕事で重い物を持ち運んだりもされます。年末に忙しくなりいつもより重い物を持ち運ぶ頻度が増えていたそうです。
 
作業中に腰に違和感が出て、徐々に痛みへと変わっていき動く角度により「ズキッ」っと痛みが走るとのこと。
 
整形外科でのレントゲン検査では異常はなく、痛み止めの薬とシップを処方されましたが症状の改善はなかったそうです。
 
心配になりホームページを検索して当院に来院されました。
 

検査してみると

検査してみると、右側の股関節、腹部、お尻、太ももの裏がそれぞれ硬く、骨盤が後ろに傾き骨盤の右側が前に飛び出ていました。
 
そのため、上半身の姿勢が崩れ、右の腰部に疲労がたまりやすくなっていたところに、腰を酷使してしまったため、痛みとして出てきてしまったと思われます。
 

施術

痛みは朝起きた時がとくに酷く、活動しだすと痛みは緩和していくとのこと。ただ、腰の硬さはずっと続いていたそうです。
 
回復力が低下している時、特に夜中に血液の循環が悪くなり、このような症状を引き起こします。
 
まずは患部の筋肉内に滞っている痛みの原因である疲労物質の回収し、カラダの回復力を上げる為に血液循環ペースをアップさせ、低下している代謝機能を上昇させていきました。
 
その後、後傾し左回旋した骨盤と右股関節を正常な位置にもどすためのアプローチを太ももの表と裏と左右の腹部、右側のお尻にそれぞれに行いました。
 
この状態を長期間キープできるように施術では負荷運動を行いました。
 
1週間に1回計5回かけてこの一連の施術を行い筋バランスを調整していきました。
 

結果

3回目で朝起きた時の痛みと動かす角度によって「ズキッ」っとする痛みも消え、4回目には腰部の柔軟性がもどり筋バランスが整った理想的な身体へ変わりました。
 
もともと、身体のバランスが崩れた状態のまま重いものを運びつづけていたため起こった腰痛。
 
今の理想的な状態をキープできれば重い物を持っても負荷が分散され痛みは出にくいです。
 
仕事にも安心して取り組めるでしょう。
  

最後に

この方はマジメな方で朝、昼、夕、仕事の休憩時間にもセルフケアに励まれました。
 
以前周りの人から「腰痛をそのままにしておくと大変なことになる」と聞いていたこともあり、早いタイミングで来院されたことも回復への近道でした。
 
周りの人のお話しは本当にその通りです。
 
腰の痛みを引きおこす根本原因を治さないと、同じことを繰り返し仕事や日常生活に支障をきたし最悪、周りの人にも迷惑をかけてしまいます。
 
もし、あなたが少しでも不調を感じていたり「健康が大切」と感じ自分の体に向き合い本気で健康になりたい!とお考えなら、私も全力でサポートします。
一緒に頑張りましょう。


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