呼吸と腰痛の関わり

呼吸腰痛に困って整体に通っている方にオススメしたい習い事がヨガです。
  
確かにヨガは腰痛対策にとても良い運動方法です。
  
ヨガの何が腰痛に良いかと言いますと、もちろん筋肉のコリをほぐすこともですが、最も良い点は呼吸法にあると思います。腰痛と呼吸法には深い関わりがあります。腰痛の患者さんを見ていると浅く呼吸をしている人が多い印象を受けます。腰痛に良い呼吸は腹式呼吸です。
  
腹式呼吸を行うことで、浅い呼吸では動かない横隔膜を動かすことができます。すると腹筋の強化につながります。筋トレによる腹筋運動は、逆に腰を痛める可能性がありますが、呼吸方法による腹筋トレーニングはその可能性も極めて低く、さらに体幹が鍛えられることで腰痛防止、腰痛対策として有意義です。
  

腹式呼吸のやり方

腹式呼吸のやり方は、おなかを膨らませるように息を吸う、おなかをへこませるように息を吐く、たったこれだけです。おなかを膨らませる時、注意してほしいのがなるべく胸を動かさないこと。また、吸う倍の秒数をかけて、息を吐き出すことでより効果的になります。一般的には4秒吸って、8秒吐くと良いとされています。
  
浅い呼吸は代謝が落ち、肥満や肩こりになりやすく、慢性的な疲労がたまりやすくなります。
  
最初は呼吸方法を変えるのが難しいかもしれません。しかし、慣れてきたら無意識的に腹式呼吸を行うことができます。ということは1分1秒いつでも体幹トレーニングをしているとも考えられます。最初は洗濯物の間だけ、次は掃除をしている時も、徐々に家事をしている間ずっと、とご自身でトレーニング時間を設定してみてはいかがでしょうか。
  
腰痛対策やダイエット効果だけでなく、安眠など心の豊かさも手に入れることができると思いますよ。
  

  
①仰向けに寝て両膝を曲げて腰幅に開きます。
②両手をおなかにあて、口から息をゆっくり吐きながらお腹をへこませます。
③次に鼻から息をゆっくり吸いながらお腹をふくらませます。
④あとは繰り返しです。

西宮市 腰痛ストレッチ施術も得意なはやし整体院にお任せください。


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